パタリロ源氏物語 3巻

 

 
パタリロ源氏物語! 3 (3) (花とゆめCOMICS) 

 

パタリロ源氏物語! 3 (3) (花とゆめCOMICS)

     

  • 作者: 魔夜峰央
  •  

  • 出版社/メーカー: 白泉社
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  • 発売日: 2006/07/05
  •  

  • メディア: コミック
  •  

 

 
 
パタリロを知ってる人ならわかるかと思いますが、
源氏物語のキャストにパタリロのキャラを当てはめてます。
パタリロ西遊記と同じようなもんでしょうか?
すでに3巻まで出てますが、とりあえず感想を。
 
私は源氏物語に詳しいのか?と聞かれたら微妙です。
原典は読んだことありません。
 
古典、苦手なもので・・・。
 
だけど、『あさきゆめみし』の漫画は全部持ってます。
源氏物語を一番わかりやすく知るためには?と思ったのと、
大和和紀さんの絵は好きなので、これを熟読しました。
なので、一応流れや出てくる人たちは知っています。
 
普通に知っておくくらいなら、私はこの漫画でOKだと思います。
その流れを知ってから、パタリロ~を読んだほうが、
よりいっそう楽しめると思います。
では、本編の内容を。
 
 
 
主人公の光源氏は誰かというと、バンコランですね。
本編のバンコランは美少年好きですが、
こっちの光源氏バンコランはもちろん女性好きの設定。
 
では我等がパタリロはというと、賀茂家の陰陽師役で出てきます。
陰陽師として、光源氏を邪魔する、、、
じゃなかった、バックアップします。
 
ちなみに、古典の光源氏にはあまり関係ないと思いますが、
ベールゼブブが阿部家の陰陽師が出てきます。
これまた魔界とつながっているのが3巻でわかりました。
面白い解釈です♪
 
あと、主要キャラで言えば、、、
忘れちゃならないマライヒが、予想通り若紫で出てきます。
幼少のマライヒがとてもかわいいです。
もちろん女性役ですよ^^;
 
他はいないなぁ~と思ってたら、、、
MI6の部長が、光源氏の父親の桐壺帝で出てきました。
微妙ですね、もっとかっこいい人を予想してたのにぃ。
部長からバンコランが産まれるなんて、ありえない・・・。
 
余談ですが、以前、パタリロ本編の中で源氏物語がありましたが、
そのときはパタリロが光源氏だったんですよね。
タマネギと読者全員で『どこがだ!』って突っ込んだと思います。
 
さて、3巻ではちょうど面白いところです。
光源氏と藤壺の子供が産まれます。
苦悩するバンコラン光源氏ですが、まあ自業自得ですからね。
で、ちょうど末摘花、花散里あたりがざっと書かれて終わってます。
1/3くらい魔界のことがあったので、あまり進展がないですね。
おそらく、次巻で須磨へ島流しされるのかな?
 
パタリロ西遊記とは違って、昔の平安のルールのようなものがあるので、
面白さはかけるかな?
バンコランが2頭身になりまくりなので、
ファンの人には楽しめますね。
 
でも、これからどのようにこの源氏物語を
パタリロ風に仕上げていくのか気になります。
これからが面白くなっていく予感です。
 

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