さて、初めてのウィーン・フィルです。
(記載したのは2011/10/23です)
クラシックコンサートを聴き続けて8年くらいですかね。
もうそろそろ、この辺でウィーン・フィルに行ってもいいのでは?
と、自分自身で思い切り、チケットを取得しました。
いやー、今までも行きたいと思っていたんですが、荷が重くて・・・。
憧れのウィーン・フィルですから、踏ん切りがつかなかったんですよね。
ただ、今年の震災の影響により、聴きにいくコンサートが中止になりまして、、、
うぉー、オーケストラ聴きたい!!!
って気持ちになったので、その勢いでチケットを取ってしまいました。
いやー、高いっすね。A席でも、28000円でした… (´;ω;`)
A席で、2階席の右側でした。
曲目は、
ブラームス:悲劇的序曲 ニ短調 op. 81
シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759「未完成」
マーラー:『少年の魔法の角笛』から(バリトン:マティアス・ゲルネ)
ブラームスはあまり馴染みのない曲ですが、シューベルトの未完成は有名ですね。
↓コチラ
ということで、ドキドキしながら着席し、その時を待ちました。
最初はブラームスだったのですが、
ものの10秒で陥落しました…。
世界最高峰って凄い…。
10秒で、なんなのこのオケは…。今まで知っていたオーケストラの音って…。
一瞬にして引きこまれましたね。もう流石と言うか…。
弦の音が一つなんですよ、統一されているんです。
少しくらいバラツキがあってもおかしくないと思ってたんですが、
タイミングも全て同じなんですよね…。
それと、オケの大事な要素として、私個人は金管が要だと思ってます。
金管が調和していないと、他がいい音を出していても頭でっかちな曲になるなぁと。
でも、さすがウィーン・フィル。
金管部隊最高!
なんで、あんな弱い音出せるの…。
弱いだけでなく、柔らかい音…。
そして指揮は、クリストフ・エッシェンバッハさん。
このかたがまた面白いんですよね。
なんていうんだろ、本当に音楽が好きなんだな、って感じで、
楽しく指揮をしていたって印象です。
未完成の強弱の感じも去ることながら、
溜めるんですよねぇ。
なんていうんだろ、重いっていうのかなぁ。
ゆっくり入るって表現が一番わかりやすいかもしれませんが、
とにかく溜める溜める。
その解釈がすごく面白い。なるほどなぁって思ってしまいました。
マーラーはバリトンのマティアス・ゲルネさんが太い声で、
あまり声楽って聴いた事無いので、初めは戸惑ったのですが、
中盤から耳が慣れてきたのか、声が楽器の一部のような感覚になりましたね。
ホント、声がここまで楽器と調和されるのかぁと、声楽を聴けてよかったです。
そして、終了と共に、大絶賛の大拍手。
それに応えて、アンコールもなんと3回も!
マーラー:『少年の魔法の角笛』から「不幸なときのなぐさめ」
J.シュトラウスⅡ:ワルツ『美しく青きドナウ』 op.314
J.シュトラウスⅡ:ポルカ『雷鳴と稲妻』
いやぁ、ドナウを聴くことが出来て嬉しかったです。
これはいい曲ですからねぇ。好きな曲です。
参考コチラ↓
これで終わりかぁと余韻に浸れる曲で素晴らしかったです。
そして、終わりかと思ったら、もう一つアンコールを!
これは、もう楽しんでましたね。聴く方もプレイヤーもみんな一体になってました。
雷鳴と稲妻参考コチラ↓
ホント、素晴らしい時間を過ごせて感動しました。
これは、来年も行くぜ!!!!
いや、本当にこれを聴いてしまうと来年も行かないとダメだろうと…。
ただ、来年はもう少し懐に優しい席でもいいかなーっと。
ということで、すっかり満足の初めてのウィーン・フィルでした。
また来年楽しもうと思いますっ!
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ロシア国立交響楽団 ジャパンツアー2011
もう2週間以上経ってしまったのですが、備忘録も兼ねて感想を。
久々にオーケストラに行ってきました。
今年初!ですね。
今回はロシア国立交響楽団です。
TBS主催だったこともあり、テレビで宣伝もされていました。
大々的に宣伝していたのは、西本智実さん指揮ということでした。
さすが今人気の指揮者さんです。
ただ私は、西本さんの指揮を以前観に行ったことがあったので、
今回はもう一人の方、マルク・ゴレンシュタインさんの指揮のほうにいきました。
まだまだオケ視聴は未熟なので、たくさんの人のを聴いてみたいのがキッカケです。
さぁ久々のサントリーホール。雨だったのが残念でしたが、中々の盛況。
今回はチケット購入が遅かったので、2階席左中間ってところ。
ここは音がとてもキレイに聴こえるので人気の席だとは思うのですが、
私は大きい音でガンガン聴きたい(クラシックにあるまじき…)派なので、少し残念。
さて、今回の曲目です。
グラズノフ:バレエ音楽『ライモンダ』から3つの小品
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番(試聴→Youtube)
ラフマニノフ:交響曲第2番(試聴→Youtube)
正直、ラフマニノフの2番しか知らなかったです…。
他2曲は、メジャーではないと思います。
ライモンダは良い試聴がなかったので、お聴かせできないのが残念ですが、
バレエ音楽で軽いテンポの曲だったのですんなり入ってきます。
チェロ協奏曲は、人生で初めて聴きました。
CDでもTVでもいろんな媒体でも聴いたことがなかったですね。
ソロはアレクサンドル・クニャーゼフさん。
上の曲を試聴していただけるとわかりますが、
すごく不思議な曲。聴いていてとても面白い。
ゲームのダンジョンにいるような感覚です。
あんなにチェロがなめらかに激しく動くのも初めて見ました。
チェロアンコールは
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009 から「サラバンド」
試聴はこちら→Youtube
先程の曲とは違い、とても伸びやかで優しい曲でした。
チェロの印象が少しかわりましたねー。もっと優等生的な楽器だと思ったのですが、
なかなかヤンチャな部分もあったのでとても楽しかったです。
さて、休憩を挟んで、メイン。
ラフマニノフの交響曲2番
ラフマニノフはすごく好きな作曲家です。
一番有名なのは、ピアノ協奏曲2番ですね。(試聴→Youtube)
こちらは、以前、小山実稚恵さんのを聴いたことありです。(コチラ→2006/5/27)
いろんなところで演奏されているので、耳にしたことがある方が多いと思います。
で、今回は交響曲のほう。
こちらはラフマニノフの重厚な雰囲気を残しながら、
後半は伸びやかなメロディが響くとても良い曲です。
マルク・ゴレンシュタインさんの指揮、好きですねぇ。
ロシア国立交響楽団の方々も素晴らしいのですが、
伸びやかな音がすごく良かったです。
ゆったりした曲を出すのって難しいと思うのですよね。
さすが母国の作曲家の演奏は得意とし誇りをもって演奏しているのでしょうね。
スタンディングオベーションあり、
ブラボーの声が連発し、さてアンコールというとき、
ゴレンシュタインさんが、小さなメモを持ってマイクで語りました。
「震災の被災者に(よく聞き取れず)捧げます」
初めてに近い日本語だったのではないでしょうか。
前半は聞き取れず、かろうじて「捧げます」という言葉だけわかりました。
その言語だけで、、、それだけでありがたいことですよね。
この震災と原発で大変な最中、来日してくれただけでもお礼を言いたいです。
そして、アンコールの曲は、
ラフマニノフのヴォカリーズ(試聴→Youtube)
こちらも有名ですね、すごく癒される曲です。
被災者の魂を安らかに願って演奏しているようでした。
会場が一体になって、祈りを捧げていましたね。
私も聴きながら、涙が溜まってしまって…。
その素晴らしい演奏に感動して、写真にありますがCDを購入しました。
パンフレットも買ったのですが、他のコンサートよりも若干高めでした。
さすがTBS主催…
久々にオケを聴けて安らげました。
今月末にはまた他のコンサートに行ってきます。
そ、そして…、今年は、なんと…、
ウィーン・フィル(東京公演)に行きます!!( ゚∀゚)o彡°
オケを聴き始めて、7年目。
いつか聴きに行こうと思い、今回ようやく決心しました。
世界最高峰です、今からドキドキしています。
A席でも2万8千円ですよ…。((((;゚Д゚)))) いや、もっと高いコンサートありますけど…。
そんなわけで、今月末のコンサートを聴いたら、
ウィーン・フィルまで控えめです。
予習、せねば!
葉加瀬太郎20周年アニバーサリーツアー
今回、初めて葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきました!
葉加瀬さんは、知ってのとおり良い曲をたくさん作ってますので、
以前から興味がありました。
そして、ちょうどデビュー20周年のツアーがあるとのことでしたので、
行ってきました!
今回の場所は、かつしかシンフォニーヒルズです。
青砥駅に近いところにありますが、比較的小さなホールでしたね。
若干、音響が弱いかなと感じました。
それと前の座席とのスペースが狭かったかなと。。。
さて、今回のコンサートは9月29日に発売される「EMOTIONISM」という
アルバムの曲を中心に演奏してくれました。
葉加瀬さんを筆頭に、パーカッション、チェロ、ベース、ギター、ピアノ、シンセ、、、
などなど、ちょっとしたバンド形式でした。
いやー、葉加瀬さん、、、エンターテイナーでしたね~。
お客さんを喜ばせるコンサートでした。
でもお客さんだけでなく、自分たちが一番楽しんでたと思いますね。
そんな観ているヒトを楽しくさせる演奏でした。
最初の曲もアルバム収録曲だったのですが、
みなさんでマーチングバンドとして行進して入ってきました。
小太鼓ありーの、ベルリラ?ありーの、
当の葉加瀬さんはリコーダーを吹きながら現れました。
お客さんは大爆笑してましたねぇ、いやぁかわいいんですよw
曲の間のトークもとても面白くて、全く飽きさせないんですね。
ちょっとしたコーナーも作ってくれて、一つ目は、
コンサートグッズ紹介コーナー
パンフレットやTシャツを紹介してくれて、、、
もう一つ、、、
はかせんべい…
というのがありますと。。。
えぇ…、、、
買ってしまいましたwwww
宣伝効果だったのか同じようにその後の休憩時間に、
これだけ買ってる方が多かったです。
ステッカーに書いてある
「あなたのお口にビブラート」
てのが、ウリだそうですwww
中身はこんな感じでした。
味も数種類あり、個人的にはイラストに大爆笑しちゃいました。
しかし「肉」ってなんだろう…。
そしてもうひとつのコーナーは、お客さんひとりを選出して、
バイオリンレッスンコーナー
でした。
羨ましかったですねぇ。レとラの曲を一定の長さで弾けるようになったら、
バックの方たちが、合わせてエトピリカを演奏してくれたんですよ。
これは気持ちイイだろうなーっと思いました。
最後の曲は、期待・熱望していた
情熱大陸
でした!!!
しかも、かなりのリミックスバージョン。
お客さんも皆さんスタンディングさせまして、
イントロはジュリアナを彷彿させるリズムで、
バンドの皆さんは扇子振ってましたwww
さらに、間奏ではそれぞれの演者のソロがすべて入っていまして、
一番長く、一番盛り上がりました。
これだけでも行った甲斐がありましたねー。
おまけのアンコールは、今週始まった朝ドラ「てっぱん」の主題曲でした。
主題曲をいち早く、さらに生演奏で聞くことができました。
ほんわりした良い曲です。
ということで元気になるコンサートでした。
ちょっと気になる部分といえば、、、葉加瀬さんの楽曲って結構似てるんですよね。。。
コード進行がほぼ同じだったりするので・・・。
久石さんよりもわかりやすいかな。
とはいえ、α波が出るような曲なので、とても楽しかったです。
まだツアーは年内まであるので、
もし興味がある方は行ってみてください。
とても元気になりますよー。
マティアス・フスマン氏と対面!?
いやー。
だいぶあいてしまいましたね、お久しぶりです。
こうも連日暑いと、
帰宅してエアコンの前でボーっとして1日が終了します。
当分、こんな状態の気がします・・・。
そんな中、先週のことになりますが・・・、
マティアス・フスマン氏に会いました!!
誰?と普通の方は思うかもしれませんが、
ドイツ人の指揮者の方です。
2年前の北東ドイツフィルとフジコさんの公演で指揮をされています。
(そのときの感想はコチラ → 2008/10/22の日記)
この感想を書いたときにコメントしていただいたTOMOさんが2年越しで声をかけてくれまして、
今回のNHK交響楽団の指揮をするために来日のタイミングで、
フスマン氏を迎えて講習会の機会を作っていただき、
これはぜひともと思い伺うことにしました。
個人レッスンなどもあったのですが、
さすがに最近ピアノもサボりがちなのでそんな勇気は無かったので、
レッスンの聴講に参加させてもらおうと思ってたのですが、
ちょっと時間に間に合わずだったので、
最後の生徒の皆さんとのミニコンサートを聴かせていただきました。
いやー、生徒の皆さん素晴らしいですわ。
私はオーケストラを聴くのが多いので、
声楽はあまり聴かないのですが、
生で聴くオペラや歌曲はいいもんだなーと感じました。
これは、今度オペラもいってみるべきかなと。
そうそう、声楽の伴奏はピアノがほとんどでしたが、
伴奏でのピアノって難しいと感じましたねぇ。
前に出すぎてもダメで、かといって抑揚も必要で・・・。
もちろんフスマン氏のピアノも少しだけ堪能することができました。
素晴らしいなぁと。
招待していただいたTOMOさんの伴奏も素晴らしかったです。
さすが何人もの生徒さんを導いている人でした。
(な、なんか上から目線か・・・。決してそんなことは。)
そして最後に少しだけですが、フスマン氏と会話することができました。
もちろんドイツ語なんて話せませんから、
通訳してもらいつつ、2年前のコンサートの感動を伝えました。
このような世界的な方とお話できるなんて、感無量でしたねぇ。
改めて、ブログのつながりって凄いなと思いました。
何気なく日常を書いていただけなんですが、
思わぬところからつながっていくもんなんですね~。
今回はN響の公演が平日だったため
フスマン氏の公演が聴けなかったのですが、
また機会がありましたら、ぜひ聴きたいと思います。
そして、この機会をくださったTOMOさまにも、
この場で改めて御礼を申し上げます。
ありがとうございました!
イングリット・フジコ・ヘミング 北東ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
前回も行きましたが、(2008/10/22の日記)
再び、フジ子・ヘミングさん・北東ドイツフィルのコンサートに行ってきました!
1年半前にすごく感動してしまい、
北東ドイツフィルが再び来日ということで、
聴きに行ってきました。
しかも、今回は前から5番目という素晴らしい席!
フジ子さんの顔がよく見えて嬉しかったです!
真ん中より若干右だったので、指は見えなかったのは、ちょっと悔しい。
前回はマティアス・フスマンさんが指揮でしたが、
今回はカール・プロコペッツさんです。
もちろん初めてなのでどのような音楽なのか楽しみでした。
今日は平日だったので、確実に定時に会社を出たとしても
1曲目には間に合わない計算だったのですが、
運よく仕事が早く終わったので、早めに上がることができました。
今回の演奏曲は、
シューベルト 交響曲7番『未完成』
(試聴コチラ→聴く)
ショパン 練習曲第3番 ホ長調 作品10-3『別れの曲』
(試聴コチラ→聴く)
ショパン 練習曲第23番 イ長調 作品25-11『木枯らし』
(試聴コチラ→聴く)
リスト 練習曲第3番 嬰ト短調『ラ・カンパネラ』
(試聴コチラ→聴く)
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
(試聴コチラ→聴く)
リスト パガニーニの主題による変奏曲第6番
(試聴コチラ→聴く)
でした。
実はフジ子さん演奏曲はかなりの変更ありました。
それは後ほど。
それでは、ちょっと長いので折りたたみます。
ミシェル・カミロ&チョーチョ・ヴァルデス 「Piano Masters」
私が一番尊敬・憧れてるピアニストなのですが、
過去にブログにも書いていると思います。
ミシェル・カミロさん(Wiki,HP)
もう10年以上前からのファンですね。
定期的に来日してライブ開催してくれるのですが、
ウッカリしていてここ2年くらいチケット取れなかったのですが、
今回無事にゲット!!
しかも久しぶりのブルーノート東京!!
行ってきましたので感想を…。
ちなみにどんなライブかというと、
ミシェル・カミロ&チョーチョ・ヴァルデス
『Piano Masters』(詳細)
カミロさんは好きなのですが、
実はそこまでJazzは興味ないんですよね。
一通りスタンダードJazzは知っていますが、
どちらかというとフィージョンぽい盛り上がる曲が好きなので、
失礼ながらヴァルデスさんも存じ上げなく・・・。
あまり予備知識を与えず向かいました。
そうそうブルーノートは改装前に行ったきりなので、
とりあえず開場1時間前に着くようにしました。
自由席なので席は着いた順なのですよねぇ。
実際には45分前に着いたのですが、
すでに30番近かった orz
みんな早すぎですよ・・・。
でも比較的、前のほうだったので、
端でカミロさん指が良く見える席をGET
これは嬉しかったですね。
前回はかなりピアノの位置が遠かったので、
通路側だったんですよ(過去日記コチラ)
(しかしそのおかげで握手できて嬉涙を・・・)
1時間ほどビールと食事を堪能し、
カミロさんとヴァルデスさん登場!!
いやぁ、予想していたとおり夢のような時間でした。
速弾きをマジマジとみることができましたし。
ヴァルデスさんも滑らかできれいな音を出すんですよ。
まさしく夢のコラボ!!
後半はスペシャルゲストとして、
ヴォーカル、ドラム、ベース、パーカッションを含めた曲も
演奏してくれました。
生で聴く歌にとても感動しましたねぇ・・・。
あっという間の1時間半でした。
また来日したときには行きたいと思います。
↓外に飾ってあったサインいりの写真です。
最近、クラシックコンサートが多かったので、
良い気分転換にもなり、とても楽しかったです。
カミロさんもそうなのですが、
実は大野雄二さんのも一度行きたいんですよねぇ。
(ルパン三世の曲を作ってる人です)
今度調べてみます。
藤井一興 ニューイヤー・ピアノリサイタル
今年初のコンサートに行ってきました。
藤井一興 ニューイヤー・ピアノリサイタル
私のピアノの先生の先生です。
「友達の友達」のように近いようで遠い存在ですねw
面識はありません、はい。
千住真理子さんの伴奏を弾いたり、
NHK-BSのクラシックミステリー名曲探偵アマデウスに
何回か出演されてるようです。→Wikipedia詳細
曲目は、
ベルガマスク組曲(ドビュッシー)
夜のガスパール(ラヴェル)
ピアノソナタ第1番(ブーレーズ)
組曲「展覧会の絵」(ムソルグスキー)
アンコール「水の反映」(ドビュッシー)
ベルガマスク組曲が一番好きな曲です。
これは、4曲構成の組曲です。
ドビュッシー好きなワタクシめです。
有名なのは3番目の「月の光」ですね。
しかし、私が大好きなのは、4番目の「パスピエ」です。
あまり有名ではないヤツです・・・。
月の光
パスピエ
夜のガスパールも3曲からなるんですが、
全て通して聴いたのは初めてでした。
ブーレーズのソナタは全くのお初。
かなり失礼ですが、すごく変わった曲でした。
私には少し理解しがたい…。ブーレーズ難しい。
展覧会の絵は有名ですね。
10曲からなりますが、「キエフの門」が一番有名ですね。
皆さん聴いたことあると思います。
(誰ピカのテーマ曲だったな~)
展覧会の絵
さて、感想はというと、
全体的に流れるような旋律でとてもキレイでした。
ドビュッシーやラヴェルは、音楽の印象派と言われていて、
すごく特徴があるんですよね。
音がキレイで滑らかなので、聴いていて眠くなりますw
その印象派を得意としているとのことなので、さすがでした。
こういう風には、、、一生弾けなそうです…。
ピアノコンサートは久々だったのですが、
オケとは違った楽しみがありますね。
さて、、、実は次のコンサートは何も決めてません…。
次は演劇に行こうかなぁと思ってるんですが、
なかなか良いのが見つからず。
今年も、積極的に舞台モノは観にいきます。
レニングラード国立バレエ『白鳥の湖』
今年最後の舞台ですが、
今年こそ第九か!?
と思ってたんですが、今年も断念。
なんだか第九って気分がしなかったのです。
まあ色々ありまして、バレエを観ることになりました!
バレエは7~8年くらい前に一度観たことがあります。
千葉の小さいホールで海外の方たちだったと記憶。
でもそこまで感動しなかったんですよね。
そのときは、「バレエはまだ早い!」と感じました。
お年を召した今、感じ方が変わるかと思い、
前回と同じ白鳥の湖を観ました。
こちらです。
この間のコンサート(2009/11/17の日記)と同じホールです。
レニングラード国立バレエ団…。
名前は知ってるんですが、どのくらい有名だかよくわからないです。
個人的にはすごく有名だと思ってるんですが、どうでしょう。
さて、観た感想は…
ものすごく感動しました…。
お年を召したせいもあるかもしれませんが、
前回といろんな部分が異なってたんです…。
なんといっても生演奏!
舞台と客席の間の谷間に楽団がおりまして、
生演奏をしてくれたんですよ。
確か、前回は録音モノでした…。
白鳥の湖の全音楽を聴けたのはとても嬉しかったです。
むしろ、バレエより心地よかったw
前から2番目の真ん中よりの座席で観れたのもよかった。
肝心の踊りの部分ですが・・・
皆さんすごく美しくて…。
特にプリマの方なんて、腕を翼のようにしなやかに動かす様子が、
もう人間とは思えない動きで、指先までキレイなんです。
すごく筋肉使ってるんだろうなぁ。
白鳥軍団や王宮の侍女たちの踊りも楽しませてくれました。
また悪魔役の印象がとても強く、かっこよかったです。
思わずパンフも購入。
今回と同じクオリティのバレエなら、また観たいですねぇ。
次回はくるみ割り人形を観たいですねぇ。
本音は「くるみ割り人形の曲を聴きたい」です(^-^)
チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
本日、こちらのコンサートに行ってきました。
詳細HP→コチラ
ちょっとポスターの場所と日付は異なるものですが、
さいたま文化センターでの公演です。
前回のコンサートでも、
ドヴォルザークの新世界を鑑賞したのですが、
一番好きな曲ですし、機会があったので再び。
そして、もうひとつの目玉『モルダウ(byスメタナ)』が聴ける!
さらに、今回は前から3列目真ん中!
かなり楽しみに行ってきました。
感想はというと、
んもー、すばらしかった!!!
さすがチェコの楽団ですね。
スメタナもドヴォルザークもチェコの人なので、
自信を持って演奏している感じでした。
いつも思いますが、海外の楽団が来日するときは、
その国の出身のかたの曲を聴くのが一番いいですね。
少し曲の解説を・・・。
モルダウで一気に心を捕まれました・・・。
名前だけ聞いてもピンと来ない方が多いかもしれませんが、
こちらの1:00~からがなじみ深いかも・・・
そして、次にドヴォルザーク交響曲第8番
実は、この曲知らなかったんですよね。
事前勉強もしなかったので初聴きでした。
流れるような曲でインパクトは薄いのですが、
何度も聴きたくなるような曲でしたね。参考↓
最後に、ドヴォルザーク交響曲第9番 新世界
これは、もう4楽章が有名ですよね。
冒頭からわかると思います。
そして、第2楽章も有名かと。
よく日本名で『家路』と言われてますね。
で、一番好きなのは4楽章ですが、実は3楽章もかなり好きです。
あまり有名ではないのですが、聴くうちにクセになる曲です。
ティンパニの音がすっごく心に打たれます。。。
そして、全体の感想をもう少し細かく・・・。
指揮者のレオシュ・スワロフスキーさんの解釈がとても好きでした。
強弱の緩急がキレイで、弱いところでもきちんと響かせてます。
そして、壮大なところは有無を言わさず重厚に響かせました。
なんといっても、木管系がとてもキレイでしたー。
オーボエ、クラリネットの響きの存在感があり、
核になっていたかと思います。
そして、バイオリンの方たちの速弾きがこれまたスゴイ。
新世界第4楽章のクライマックス、
皆さんのハーモニーがきちんとあってるんですよね。
誰一人乱れず、一つの音として鳴り響いていました。
もちろん管楽器のパワフルな演奏にも感動です。
ちなみに、アンコールはチェックしてくるの忘れたのですが、
チェコのなんとかの曲、とか言ってた気がします・・・
トムとジェリーのような追いかけっこのような曲で、
指揮者も演奏者もとっても楽しんで演奏してくれました。
海外楽団のアンコールは、オシャレで楽しそうなのがとても好きです♪
今年のクラシックはこれで見納めかと思います。
来月は、クラシックはクラシックでも、バレエに行くので・・・。
うーん、、、
また、今年も年末の第九は聴かないで終わる。
来年こそ・・・。
高橋真梨子 @国際フォーラム
少し前から、ベストアルバムにハマっていたので、
母親を誘って、高橋真梨子さんのコンサートへ行きました。
いつも、世代的におかしいと言われるワタクシですが、
最近は80年代の歌に酔いしれていたので、
かなり楽しみでした。
さて、国際フォーラムなので有楽町。
電車で行ったほうが確実に速いのですが、
休みの日まで電車に乗るのは好きじゃないのと、
運転するのが好きなので、車でGO!
1時間前に着いたのですが、
もうすでに入場にかなりの列が・・・。
そして、やはり少し年配のご夫婦が多かったですねぇ。
さて、会場に入ると、パンフレットはなく、
グッズやCDなどが売られていました。
特に買う気はなかったのですが、
CDやDVDを5000円以上購入すると、
直筆サインがもらえる!!
おぉっ。なんと!!
ということで、母はあまり気乗りしてなかったですがw、
私がCDを2枚買って、見事にサインをゲットしました!
ベストアルバムは持っていたので、
最新のアルバムと、比較的最近のアルバム2枚を。
(特典でミニタオルももらいました)
そして、こちらが直筆サイン
(大きさは15cmくらいです)
そして、実際のライブの感想はというと、、、
いやぁー、すっごい歌声でしたよ。。。
知らない曲もいくつかあったため、
曲ごとの感想は省きますが、若いときのCDとかわらぬ声です。
いや、、、今のほうがうまいのでは?と思えるくらい。
ちなみに、私が大好きな「遥かな人へ」は
2曲目に披露されてしまったため、
私の中で、2曲目で、終わってしまったように感じましたw
あ、いえ、、、それでも残りの曲も楽しめましたよ!
試聴コチラ→高橋真梨子 遥かな人へ(You Tube)
一番大絶賛だったのは、「for you・・・」かなぁ~。
かなり有名なので、若い方でもご存知の方多いと思います。
歌い上げる曲なのですが、ホント鳥肌立つくらいすばらしい。
試聴コチラ→高橋真梨子 for you・・・(You Tube)
そしてアンコールのときは、皆さん総立ちでした。
アンコールでは、「ごめんね」や阿久悠さんの未発表詞を歌った、
「目を見て語れ 恋人たちよ」などを披露してくれました。
ファンのおじさま、おばさまたちのパワーに押されながらも、
楽しく見ることができました。
真梨子さんも、トークが楽しいのと、
ヘンリーバンド(バックバンド)が、色々楽しませてくれるので、
飽きることもなく、とても楽しい時間を過ごすことができました。
あの歌声はまた聴きたいなぁ~と思います。