失礼しました。ありました、ネタ。
巷で売れてる(のかな?)ハウルの動く城 特別収録版のDVDを買いました。
劇場で観る機会がなかったので、初めてです。
(ここからとっても長いので、お気をつけ遊ばせ。)
賛否両論みたいですね、この話は。
率直な話、私は楽しかったですよ。ただ、ちょっと短すぎたのかな。
あと30分欲しかったなあっていうのが、正直な感想。
最後があっという間に終わっちゃったから。
確か、放映前に宮崎駿監督が、
『10歳くらいの男の子へ』
と、銘打ってたような記憶があります。
これって、10歳の男の子向けなのか???
なんだか、私たち成人女性に共感するような感じなのですが・・・。
ソフィの視点が。
戦争と家族と愛を伝えてるのでいいのかな?
映画から何かを読み取るのが苦手なので、あまり断言したくないんですが。
いきなり老婆になってしまうのは衝撃的ですね。
ソフィといい、荒地の魔女といい・・・。
二人の対比、老婆として過ごす対比が私たちこれからの人生を考えさせられるなぁと。
で、期待していた声優陣!
どこかに書きましたっけ?木村拓哉さんは結構好きです。
たまーに、ラジオも聴いています。
実際どうなんだろう、木村君の声は?とちょっとドキドキ・・・。
いいじゃありませんかぁ~(^-^)
ひいき目で観ているせいもありますが、とってもよかったです。
宮崎監督って、いつも声優さんではなく芸能人を起用しますよね?
声って大事なんですよね、あまりうまくない人がやるとハマらない・・・。
宮崎アニメの芸能人起用も賛否両論だと思います。
私は、正直好きじゃないのです・・・。
やっぱり声の演技が得意な人がやってこそ、吹き替えだと思います。
芸能人でも素晴らしい人たくさんいますが、
たまに、『なんだこりゃ?』という話題性だけの人も・・・。
だから宮崎アニメには声の期待性はあまりしていなかったんですが、
今回、すごく良かったんじゃないんですかね。
木村君、倍賞さん、美輪さん、神木君、とても良かったです。
でも一番の功労は我修院さん!惚れ惚れしました。
個人の感想を下記に記したいと思います。
ソフィー by倍賞千恵子
この方は、名前だけであまり存じ上げなかったんです。
『男はつらいよ』なども観ていませんし・・・。
どちらかというと実妹の美津子さんのほうが金八の妻役ってことで知ってる。
とってもキレイな声でした。年齢を感じさせないなぁ。
『若い人が・・・』っていう感想もありましたでしょうが、
私はとても透き通っていて落ち着いた声、そしておばあちゃんもできる。
すごく良いキャスティングだったんじゃないでしょうか?
ハウル by木村拓哉
すごく自然でした。ドラマでの木村拓哉ではなく、ハウルとしての木村拓哉です。
私は木村君の声って好きなんですよね~。
ホリのものマネの粘着性のしゃべりじゃなく、普通のときの話し方。
普段のクールなハウルや、髪が染まってしまって泣きそうなハウル。
全力を尽くしたんだろうなぁと思われます。
ちなみに、先週の木村君のラジオ聴いたら、毎日家で観てると言ってました。
荒地の魔女 by美輪明宏
この方は言うことなしですよね。以前、黒蜥蜴で演技も拝見しちゃいましたから・・・。
まー、化物って感じです。すでに宮崎アニメには必須の人というイメージです。
今回も、意地の悪い魔女、凄む魔女、いきなり人のいい弱々しいおばあちゃんと、
変幻自在でした。まさしく本当の魔女ぶりを発揮してくれました。
カルシファー by我修院達也
これはもう、最高。千と千尋のときも上手いなぁって思ってたんですが、
この人は芸達者ですね。相変わらず。
千と千尋の時まで、イコール若人あきらだとは気づきませんでした。
結構前に改名していたんですね。
もともと、モノマネ出身なだけあって、とても素晴らしかった。
あんなかわいくて、ちょっと生意気な声ができるんですね。
この映画のベストキャラクターですね。カルシファーかわいい!
マルクル by神木隆之介
神木君も個人的に好きです。とってもかわいいマルクルでした。
そして、千と千尋の時よりも格段に腕が上がっていました。
俳優としても成長してきたためでしょうか?
台詞が自然で、大人顔負けの演技でした。
最後のほうはあまり目立たないんですが、序盤の話の引っ張りキャラクターとして活躍してましたね。
かかしのカブ by大泉洋
おまけで(笑)
だって、ちょっとしか台詞ないし・・・。
実際、大泉さんっぽくない声で驚きましたけど。
最後の最後だけか~っとちょっと期待外れに終わって悲しい。
でも、カブ~の台詞のないかわいさはカルシファーと対極にいるようでしたね。
しゃべりvs無口
他の人は略させてもらいます。(大塚さんとか、原田さんとか・・)
今回、出演者が少ないですよね。こじんまりしてる?
あまりいい感想がかけなくてすみません。
良い映画でしたよ、これ。
たぶん、私は西洋ファンタジー好きだからかなぁ。
世間の意見とはマ逆になると思いますが、
千と千尋の神隠しより好き・・・。
あっちが和風ファンタジーだったからかなぁ。
とりあえず今週中にもう一回観ます。
観てない人も、ぜひご覧あれ。
ちなみに、、、初回限定の『1/24second』は画像のとおりです。
携帯カメラ(古い機種)なので、めっちゃ画像悪いです。
あとで、デジカメできちんと撮ります。 (※追記2005/11/23 デジカメでもボケボケになっちゃうのでこのままにします。)
ソフィーの最後のほうの場面ですかね?これ?
ぶっちゃけな感想『ソフィーかぁ・・・』でしたね。
ハウル欲しかったなー。
模倣犯 ★★★☆☆
小説から見るぞ~と思っていながら、文庫にならないのでしびれを切らしDVDで観賞。
評価としては、普通かなぁ~。
宮部みゆきさんの小説は、引き込まれて楽しいのですが終わり方が気持ちいいときと気持ち悪い時があります。
どっちも味だと思うので、とくに批判ということではないのですが。
今回は気持ち悪いほうでしょうか。。。
あまりの展開の速さに頭がついていかなかったのも正直厳しかったです。
昔から人の顔をおぼえるのが苦手なので、人物が出てきちゃー、時間の経過が戻ったり進んだりと。
記憶力がないからだろっと言われればそれまでですが。。。
何よりも、中居君が開始40分にやっと登場した。長かった。。。
最後まで殺した理由が私には理解できなかったのですが、それは現代の犯罪にも言えることなのかなぁと。
「僕のレベル」というのが感情のないことなのか、最後まで実現させるということなのか。。。
ただ最後は、主人公の思っていたシナリオどおりになってしまったんだなぁと思います。
展開が速かったことと眠いながらに観ていたこともあって、終わったときは思わずうなってしまいました。
うーーーーーーーーん、、、これは、、、どう表現???
ちょっとなぁと思ったところはラストの自殺でしょうかね。
まるわかりCGを使用していたことで、これは自殺なのかロボットなのか、のような不思議な感覚にとらわれて、死んだとかんじさせませんでした。
でも、そんな死を感じさせない効果を狙ったのかな。。。
なんにしても難しい~と思ったお話でした。
ファインディング・ニモ ★★★★☆
ピクサーを観たのは久し振りです。ずっと観ようと思って観なかったニモ!!
もちろん、日本語吹き替え版で観賞いたしました。
ノリさんと室井さんの声が絶妙でした!すごい、声優本職さんに負けてないんじゃ
ないかなぁと。特に室井さん。あんなに早口でテンポ良く吹き替えるのはとても難
しいでしょうね。ノリさんのほうも、とても心配性だけどやさしいパパの雰囲気が
とても出てました。実生活でもこうなのかなぁとちょっと想像しちゃいました。
しかもわたくし、またまた勘違いしていたようで、ニモの方が脱出しておうちまで
長旅をして帰るのかと思ったんですけど、違ったんですね。パパの大冒険だったん
ですね。確かにニモも頑張りましたけど。
ディズニーのあのテンポの良さ、画面の切り替え方はとても日本人の感性じゃ真似
できないんじゃないかなぁというふうにいつも感じてしまいます。
アメリカのアニメはそういうものが多いですね。
星が一つ少ないのは、やっぱりあの3Dの絵があまり好きになれないせいでしょう。
ディズニーのアニメの絵はどうにもこうにも・・・。アメリカ独特というのでしょ
うか。話はとても好きなんですけどね、アラジンとかターザンとか。あと、私が泣
かなかったってことで一つ減点です。
んー、個人的には【トイ・ストーリー】の方が好きですね。
でも心温まるお話なので、是非とも家族で観て欲しいと思う作品でした。
ショコラ ★★★★☆
ジョニー・デップが出ているので観ておこうと思いました。あまり期待していなか
ったのですが、思わぬ伏兵です。これはとてもよかったです。
まず、時代背景がとても好き。50~60年代のフランスの片田舎っていう背景でワク
ワクします。撮影に使われた村もとても心が休まる雰囲気の村でした。
それと、音楽もGOOD!映画音楽好きな私の中で、これは5ツ星上げてもいいか
なぁと思うほどすばらしかったです。作曲者は全然知らなかったんですが*1、
これはサントラを買わないいけないなぁ。
では、肝心のストーリーについて。もうチョコレートってだけで、女性にはたまら
ないのに、題名の通りわんさか出てくるチョコレートに見入ってしまいました。
しかし、あまりにも簡単に心が動いてしまう村人にはちょっと?って気もしました。
村長もあんな風になるかなぁとちょこっと現実離れしていて、これはファンタジー
として観るべきなんでしょうね。
しかし、ジュリエット・ビノシュをはじめ、ジョニー・デップ、
ヴィクトワール・ティヴィソル など、すばらしい演技をする人たちばかりでした。
演技・音楽・演出など全てのものが自我を主張しすぎることなく、調和を乱すこと
なく、バランス良くまとまった映画だと思います。
しかもヴィクトワールの年齢にしてのあの演技。ほんと感動です。
ちなみに、何気なくもうひとつ借りているのが【ポネット】なのですが、キャスト
のメイキングクリップを見たときに、同一人物だとわかりました。
まだ観ていませんが、やはり素晴らしい演技をしているのでしょうね。楽しみが一
つ増えました。
ハッピーエンドで終わったのもとても心が癒された気がします。
でも星一つ少ないのは、ジョニーの出番が少ないからでしょうか・・・。
あまりにも自己中心的な意見で申し訳ないですが。
とりあえず、DVDを買おうかなぁという気持ちになりました。
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2001/11/03
- メディア: DVD
*1:レイチェル・ポートマン
猟奇的な彼女 ★★★★★
久しぶりに、ラブストーリー的なものを観た気がします。
ずっと前から評判で、観なければと思ってたのですが、いまひとつ「ラブストー
リー」と「韓国」という事でどうしても観る優先順位が下がっていました。
これは、とても面白い、感動しました。途中まではほぼコメディタッチだったの
が、後半からは純愛ものへ。。。日本では忘れてしまったような純愛モノでしょ
うか?
ラストのからくりは、本当に最後までわかりませんでした。不覚!!大体の予測
をつけることは得意だと自負していたのに。。。まだまだ修行が足りません。
私は吹き替えで観たのですが、一度字幕で観てしまうと、声が合わないとの評判
でしたが、そうでもなかったです。どうも韓国語がなじめなく、映画以外では吹
き替えで観てしまいます。
韓国は純愛が多いですね。日本の女性が「冬ソナ」にはまるのもちょっとわかっ
た気がします。このDVDもまるでドラマを観た様な気持ちです。内容が濃く、
展開も速かったので、2時間あっというまでした。
さすがに、最初はヒロインのわがままさ、凶暴さに、やや引き気味でした、しか
もキョヌの弱弱しさにもちょっと眉をひそめましたが、彼の意志の強さ、また、
彼女の弱さも見えて、心を打たれました。
これに先駆けて、またラブストーリーを見てみようかなぁ。
HANA-BI ★★★☆☆
北野監督カンヌものです。うーん、なんといったらいいんでしょう。
絵がところどころに入ってくるのはとても好きです。
場面場面の見せ方やカメラワーク、セリフまわしも好きです。
ただ、ストーリーが分かりすぎていまひとつでした。
座頭市の方が楽しかったなぁと思うのは、凡人でミーハーな筆者のせいでしょうね。
プラトーン ★★★☆☆
うーん、これ、以前も見たんですけど、何故か同じところで寝てしまう(笑)
ちょうどカバーシーンにもある手を上げて倒れる10分ほど前のところ。
なんなんでしょう。
つまらないってわけではないのに、あのシーンに睡眠効果でもあるのか!
結構絶賛されていますが個人的にはそこまで大好きではない戦争映画です。
やはり、ミーハーだから?
クリムゾン・タイド ★★★★☆
戦争映画っぽいのが好きですと会社の人にお話したところ、
DVDを貸してくれました。
何が良いって、音楽がとてもいいんです。不思議に思って
ケースジャケットを見てみると、ハンス・ジマーです。
そう、過去に絶賛サントラと私が推奨したパイレーツ・オブ・
カリビアンの人*1です。
ハンスさんのことはまた別の機会に語るとします。
そして、映画の内容はとても複雑な気分でしたね。
冷戦時代のものって観た事なかったんですが、ほんと張り詰めた
状況だったのでしょう。潜水艦という密室の空間での極限状態、
どっちの気持ちもわかります。上からの規則が絶対なのか、その場の
状況判断が絶対なのか…。どっちがいいのかわからないですよね。
とても考えさせられる映画でした。
余談といえば、ロード・オブ・ザ・リングに出ていたアラゴルン役の
ヴィゴ・モーテンセンが結構重要な役どころで出ていて嬉しかったです。
ロードでは髭ロンゲだったヴィゴですが、こちらですと短髪の好青年で
した。どっちも魅力的ですね。
近いうちにサントラをゲットせねば。。。
*1:他にもラストサムライ、パールハーバーなど
海の上のピアニスト ★★★★★
趣味がピアノと自称しているので観よう観ようと思って、ずっとおざなりになって
いた作品。
いやぁ、すごく楽しかったです。楽しいという表現は語弊がありますね。とてもせ
つなかったです。
主人公の人生はあれで満足だったのかなぁと。
しかし、船の中でしか生きられないというのも考えてみると、人間は地球でしか生
きられない(今のところ)。しかも、その中でも自分が活動している範囲としてはど
うなのか?そんなに広い場所で生活しているようには思えません。
でも船と共に沈んでいく様は、ただただ哀しかったです。
他には、やっぱり音楽が最高ですね。エンニオ・モリコーネさん、ピアノ曲最高です。
これは楽譜をゲットして演奏してみたい!
それと洋題は「1900*1」なんですよね。
まあ「海の上のピアニスト」の方がわかりやすいと思いますが、洋題でもかっこよ
かったかなぁと思いました。
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: DVD
*1:ナインティーンハンドレッド
シルミド ★★★★★
映画を観てきました。
戦争系の映画が好きな私ですが、
今までアジア系はほとんど観たことがありませんでした。
しかし、予告編でこれは観てみようと興味を覚えました。
観てない人もいるかもしれないので、ネタバレしないよう感想を。
久しぶりに大号泣(!?)しました。
偏っている気もします。彼らが英雄視されてよいのだろうか?
とも思います。しかし、涙を誘う映画です。
何よりも俳優さんの演技力がすばらしかった。
創作と銘打っていますが、では史実は?との疑問点も抱かせる
作品だと思いました。
最近、疲れがたまっていて、映画やドラマで泣くことも
少なくなりましたが(これは歳のせいか?…。)、
涙を流せて気持ちよかったです。