インターハイバスケットボール男子 in 深谷

え~、先日から予告していたとおり、インターハイ決勝に行ってきました。
前回も公言していたとおり、特にバスケ部というわけでなく、
場所も決して近いわけではなく(車で1時間半)、
何故観にいったのかというと謎ではあるのですが^^;
 
若いもんのパワーを観にいきたい
せっかく埼玉でやるのだから、観にいきたい
バスケットは好き
 
という理由で、フラフラと行ってきました。
専門でやっていたわけではないので、
レビューや評論というレベルではありませんが、
観にいけなかった方たちに、伝えることができれば光栄です。
 
かなりの長文になっております。
続きを読んでいただける方は下記からどうぞ!
 
 
 
さて、決勝のカードはというと、
 
延岡学園(宮崎) VS 福岡一(福岡)
 
九州対決ですね。
10時から試合開始のため、練習している風景を上から見ていました。
緑ユニフォームが福岡、白ユニフォーム(練習着は黒)が延岡です。
さて、何の知識も持たないまま、会場にやってきたので、
選手を観察していました。
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その中で、一際シュートフォームがキレイな男の子に注目しました。
 
延岡の6番
 
周りの選手が大きいので、かなり小さく見えます。
実際には170cmはあるのではないでしょうか。
 
『おー、この選手はレギュラーなのかな?
 レギュラーだったら、この選手に注目してみよう。』
 
この決断に、後ほど驚くことになるのですがw
ちなみに、今では当たり前のような光景ですが、
両チームとも外国人選手がいます。
いやー、、、でっかいですわー^^;
この選手たちがこの後、どうキーポイントになるのか楽しみでした。
 
 
試合開始のジャンプボールは、福岡ボールになりましたが、
外国人選手がゴールを外し、逆に延岡ボールに。
そして、延岡の5番の外国人選手が初得点を決めました。
 
更に、、、あの注目していた延岡の6番なのですが、
延岡のガードだったようでして・・・。
ボール運びといい、スピードとシュート力で相手を翻弄させていました。
いやぁー、小さい選手が活躍するのはとても嬉しいので、
ファンになってしまいましたw
 
1クォーターに関しては、福岡の調子が悪かったのかな。
10番の外国人選手が軸となって、得点を重ねていたのですが、
この10番のシュートが急ぎすぎてしまって、、、
思うように得点にできなかったように感じました。
ということで、1クォーターは延岡にリードされたまま終了。
 
 
2クォーター目は、延岡の6番の先制点から始まり、
このまま勢いづいたかと思いきや、
延岡がアウトサイドの攻撃が多かったように思います。
1クォーターをあまり観てなかったのですが、
福岡のディフェンスが少し変わったのかな?
今まで、中に切込んで大きい選手を跳ね除けて
レイアップをかましていた6番も中に入ることができなくなり、
アウトサイドシュートが多くなっていました。
そのため、延岡の得点があまり動かず、福岡のペースになってきました。
アウトサイドで苦しんでいる延岡とは逆に、
福岡のアウト攻撃がかなり効いていました。
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そんな展開の中、2クォーターも終わり、
31-45で延岡リードのまま、ハーフタイムへ。
 
 
久々に観る生バスケにしばし興奮して、
一緒に付き添ってもらった友人に、説明しつつ後半の予想をしていました。
14点差なので、まだまだ逆転の余地はあるなーと。
まあ、一般的なつまらない予想かもしれませんが^^;
 
 
3クォーターで、福岡の動きがかなり変わりました。
ディフェンスもマンツーに切り替えてきて、
じわじわと得点をするのですが、延岡も負けじと得点を重ね、
点差はあまり縮まらず、10点差をキープ。
追いつけない要因と見てよいのか、前半から、
福岡がファールでのフリースローのシュート率が少し良くなかったんですよね。
惜しい場面がかなりありました。
 
そんな中、3クォーター残り2分で展開が変わります。
福岡のカットインから10番の外国人選手がノーマークで速攻!
 
見事なダンク!!
 
をかましました!
一気に会場全体が沸き、歓声が響きました。
このムードを変える一発で、延岡の動きが崩れていったように感じました。
逆に福岡は勢いづき、残り1分で延岡のシュートをリバウンドして、
3ポイントを決めます。
ここで、なんと9点差に追いつきます。
そして更にそこからまたカットインして、2点シュート+ファールをもらいました。
ただ、、、ここでやはりフリースローを外してしまいます。
が、しかし、そこで3クォーターは終わり、58-51の7点差まで詰まって終了です。
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4クォーターの前半ですが、延岡が疲労なのか調子なのか、
かなり動くことができなくなっていました。
福岡のマンツーディフェンスに動くことができなかったのかな。
6番のパスコースが塞がれ、中に入っても、シュートを決めることができず、
福岡におされ気味でした。。。
 
残り7分半で61-55
あせってきたのか、少し延岡が無茶なシュートを打ちすぎるようになります。
そんな中、福岡がじわじわと重ねますが差は開かず63-57
 
そんな中、延岡の6番が中に強引に入り、おとりになり、
シュートギリギリでパスを出し、そのシュートを決めました。
ここで、少し持ち直したかな。うーん、延岡が勝つかなーと一瞬思っていました。
 
でも、、、ここからがドラマの始まりでした。。。
 
残り15秒で、福岡が3ポイントを決めて、ここで65-62まで追いつきます。
3点差です!ただし、残り15秒、観客の多くは、一気に引き込まれました。
延岡ボールになり、パスでルーズになったのですが、
少し冷静な延岡6番が、相手にボールを与えることなく、外にボールを出します。
ココで、延岡ボールになり残り10秒くらいでした。
このまま守りきって、終わるか?と思った瞬間、
福岡がボールを奪い、ゴールを目指します。
 
延岡も負けじと追い、3ポイントをブロック!
しかし、延岡のファール!!
 
電光掲示板の時計は、残り0.2秒で止まりました!
 
今日一番の会場全体の歓声でした。
私もこんな試合見たことなかったので、全身鳥肌が立ちました!
 
3ポイントでファールをもらったので、フリースローを3本打てます。
もちろん3本全部を決めれば同点です。
また、2本決めた後、1本外したボールを味方が入れれば4点プレイで逆転という可能性!
 
まさしく、どうなるかわからない展開です。
なんだ、この漫画のような展開はーーーーー。
会場全体が大興奮でした。
 
しかし、、、前半でも書いていたとおり、ここでフリースローの弱さが出てしまったのか、、、
 
 
結局3本とも決めることができず・・・。
 
 
ゲームセットでした。。。
 
 
65(延岡学園) - 62(福岡一)
 
 
優勝が決まった瞬間、延岡選手が一斉に、
コートに出てきて、称えあっていました。
そして、無邪気な高校生に戻り、
先生を胴上げ、選手を胴上げと、盛り上がっていました。
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勝者と敗者は決定してしまいましたが、
本当に両校とも、すばらしい試合を見せてくれました。
なんか、、、
 
青春って、、、若さってすばらしいなぁ~
 
と年寄りの気持ちになってしまいましたw
もう、あっち側にい行くことはできないなぁーと少し寂しくなったり^^;
 
かなり、延岡の6番ひいき目な実況になっていましたがw、
最後の瞬間では、正直福岡の応援になっていましたね。。。
奇跡を見たかったというか・・・。
でも、やはり小さなところが勝負どころだったのかなと思います。
フリースローの確率かな。
フリースローで入る点数は1点ですが、この着実な積み重ねが大事なのだなと。
 
 
実はNHKで録画中継を夕方やっていたのですが、、、
うっかり録画を忘れてしまったので、急遽実家の兄貴に連絡しました。
もう一度テレビを見ながら再確認すれば、
細かな実況ができたと思うのですが、
敢えて、生で見た興奮を伝えたかったので、本日中に書き留めてみました。
 
素人目の実況なので、微妙な部分が多々あるかと思いますが、
その辺は、、、ご勘弁くださいませ。。。
 
 
とりあえず、、、来月の月刊バスケマガジンを買おうっと。
 
両選手の皆様、おつかれさまでした。
すばらしい試合をありがとうございました!
 
※追記
見返してみたら前テレビで見た2005年のインターハイも延岡が優勝でした。
そして、福岡大大濠だったので、やはり宮崎VS福岡でした(^-^;)
九州、強いですなー。
過去日記こちらからどうぞ → 20050807の日記

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