イングリット・フジコ・ヘミング 北東ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

前回も行きましたが、(2008/10/22の日記)
再び、フジ子・ヘミングさん・北東ドイツフィルのコンサートに行ってきました!

 

 
 
1年半前にすごく感動してしまい、
北東ドイツフィルが再び来日ということで、
聴きに行ってきました。
 
 
しかも、今回は前から5番目という素晴らしい席!
 
 
フジ子さんの顔がよく見えて嬉しかったです!
真ん中より若干右だったので、指は見えなかったのは、ちょっと悔しい。
 
 
前回はマティアス・フスマンさんが指揮でしたが、
今回はカール・プロコペッツさんです。
もちろん初めてなのでどのような音楽なのか楽しみでした。
 
 
今日は平日だったので、確実に定時に会社を出たとしても
1曲目には間に合わない計算だったのですが、
運よく仕事が早く終わったので、早めに上がることができました。
 
 
今回の演奏曲は、
 
 

シューベルト 交響曲7番『未完成』
(試聴コチラ→聴く)
 
ショパン 練習曲第3番 ホ長調 作品10-3『別れの曲』
(試聴コチラ→聴く)
 
ショパン 練習曲第23番 イ長調 作品25-11『木枯らし』
(試聴コチラ→聴く)
 
リスト 練習曲第3番 嬰ト短調『ラ・カンパネラ』
(試聴コチラ→聴く)
 
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
(試聴コチラ→聴く)
 
リスト パガニーニの主題による変奏曲第6番
(試聴コチラ→聴く)
 
 
 
でした。
実はフジ子さん演奏曲はかなりの変更ありました。
それは後ほど。
 
 
それでは、ちょっと長いので折りたたみます。


 
シューベルト 交響曲7番『未完成』
 
これはすごく楽しみだったのです。
コンサートでシューベルトは聴いたことがなく(たぶん…)、
しかも未完成交響曲ですからね。
 
 
ちなみに私は最初に『皇帝』が来ると思ってたので、
定時上がりをしていたら聴けなくて悲しむことになってたと。
ホント、ラッキーでした。
 
 
もう初めから引き込まれましたね~。
この曲はかなり弱いピアニッシモやピアノの音が多いのですが、
柔らかい綺麗な演奏をしてくれました。
小さい音って難しいんですよね…。私のピアノ演奏では最も不得意です。
それが小さいだけでなく、温かみというかホント音が柔らかいんですよ。
んもー、素晴らしい。聴き入ってしまいました。
 
 
ショパン 練習曲第3番 ホ長調 作品10-3『別れの曲』
 
さて前半ですがフジ子・ヘミングさん登場!
プログラム予定ではショパンのピアノソナタ第2番だったので、
 
おぉ、「葬送」が聴ける!?
 
と思ってたんですが、急遽変更でした。
でも芸術劇場のイベントカレンダーには
ベートーヴェンのテンペストって書いてあったので、
こちらもかなり期待してたんですけどね・・・。
 
 
ちなみに変更理由は「長いから」とフジ子さん申してました。
正直すぎますよwww
 
それでも別れの曲ですからね。ほとんどの人がご存知だと思います。
フジ子さんが弾くと重みがありますねぇ。
なんとなく自分が経験してきた別れを思い出してしまってせつなくなりました。
 
 
ショパン 練習曲第23番 イ長調 作品25-11『木枯らし』
 
続けてこちらも。
視聴のように決して早い演奏ではないのですが、
人々を魅了させるというんですかね、表現力が素晴らしいと感じます。
熟年の音といいますでしょうかね。
 
 
リスト 練習曲第3番 嬰ト短調『ラ・カンパネラ』
 
こちらは前回も聴きましたし、毎回必ず演奏してくれますね。
毎回演奏だけあって、やはりこの曲が一番感動しますね。
心に響きます。
 
ちなみに、実はこれは『皇帝』の後にやるはずだったんですが、
暑さでボーっとしてしまって弾いてしまったとアンコールのときに言ってましたw
なんかもうかわいいなーって思いましたねぇ。
 
 
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
 
こちらは前回も聴きました。
ただ、初めのほうはオケとフジ子さんの演奏があってなかったように感じました。
素人意見なので、自信を持って言えないんですが。。。
なんとなくオケのほうが合わせてくれてたなぁっと。
 
もう77歳ですからね…。
そりゃ色々と身体に支障があると思います。
指が若干追いついてこないかな、と正直思いました。
でもそれ以上の魅力があるんですよねぇ。
 
 
それでも中盤から徐々に合わさっていき、
最後は迫力の演奏で終わりました。
この曲は長いですからね。正直、この長い時間演奏できるのが素晴らしいです。
 
 
<アンコール>
リスト パガニーニの主題による変奏曲第6番
 
これも比較的得意としている演奏かと思います。
ラストに聴いたので響きましたね。
魂の演奏という感じでした。
 
曲自体は個人的に「ラ・カンパネラ」より好きです。
いつか弾きたいなぁ・・・。
 
 
素晴らしい演奏でしたが、少し残念だったのが、
オケのアンコールがなかったことですね。
曲目の構成で、前回とは違い初めに交響曲を演奏したせいもあるかも。
 
北東ドイツフィルのアンコール聴きたかったのでちょっと残念。
 
 
余韻が残る中、ロビーにはCDを求めて皆さんワラワラと。
うーむ、フジ子さんのばかりで北東ドイツフィルのがないんですよねぇ。
地道にAmazonで探すしかないのかな。
 
 
そうそう、、、衝動買いをしてしまいました・・・。
 
 
じゃじゃーん。

 
 
フジ子さんが描いた絵だそうです。
いくつかの作品が売られていて、ふとコレがビビッと来てしまったので…。
サインと刻印入りですよ~。
 
 
早速、壁に飾ってみました。
 

 
渡辺宏さんのカレンダーの隣に。
ちなみに、終ったカレンダーの絵を切り取って、
なんちゃって絵画にして飾ってありますw
 
 
なかなかいい感じ。
 
 
フジ子さんもまた行きたいと思います。
それと北東ドイツフィルは、これからも来日するたびに行こうと思います!
 
 
週の初めにいい演奏を聴けたので、今週も頑張れそうです。
 

4 thoughts on “イングリット・フジコ・ヘミング 北東ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

  1. 演奏も素晴らしかったのでしょうが、フジ子さんの描かれた絵もすてきですね。
    犬と猫が描かれているのがツボ!

  2. >にゃんごろさんー
    かわいい絵ですよね~。ちゃろ子とのべという名前らしいです。ワンちゃんがちゃろ子かな?
    フジコさんは、沢山の猫を飼っているようでして、猫好きみたいですね。この間、テレビで放映していたご様子。芸術家ってたくさんの才能を秘めてるんだなーって思いました!

  3. >muguetさん
    おおー、嬉しいです。
    日本ではまだメジャーではないのか、あまり知られてないのが寂しいですよね。北ドイツと勘違いされたり…。
    CD欲しいんですけど、ホントないんですよね。
    ドイツAmazonまで調べたのに…。

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