このブログを始めてから、、、
6周年を迎えることができました!
これも、読んでくださる皆さまのおかげでございます!
とはいえ、書いた日数は2年くらいなんですけどね(^-^;)
お休みの時期などがあっても続けてこられたのは、
ホント皆さまのおかげです。
いつもコメントくださる方たちもありがとうございます。
今まで以上に、楽しい記事を書いていきたいと思います。
7年目突入も、よろしくお願いします。
Daily Archives: 2010年7月3日
アウトレイジ
少し前に観てたのですが、遅くなりました。
行ってきました、世界のキタノ監督の最新作です。
なんとなく映画が観たいなーと思っていてこれが目につきました。
元々、戦争映画などが好きなのでそこそこのバイオレンス耐性はあります。
あ、でもバイオレンスが好きなのではなく、『男たち!』ってのが好きなんです。。。
今回、『悪党しか出てこない!』といわれていたので、
それも確かめに行ってきました。
以下、少しのネタバレがあります。
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私はすごく面白かったです。一言あるとしたら、
ドンパチや指つめが出てくるので、苦手な人は観ない方がよいです。
さすがR15指定ですわ。
でもね、このヤッちゃんの世界はこういうものなんだから、
なるんじゃないぞ、というようにも汲み取れます。
意外とそこそこの若者も観たほうがよいかもしれませんね。
とはいえ、その大勢の中の1人が事件を犯す可能性もありますけど。。。
話を戻して、
出演した役者の方たちが、みな素晴らしかったです。
一番、かっこよかったのは椎名桔平さん。
義理堅い役というのもあって、良かったです。
それと加瀬亮さん。
若手ではかなりの演技者だと思いますが、
今回の役柄は今までのイケメン枠とは違い、
雰囲気も何もかも違っていて、数少ない若手の中では
存在感抜群でした!(パンフ上段の右端です)
塚本高史さんもチンピラのヘタリ具合が良かったしw、
あとは個性は役者の方たちなので、安定感あります。
私が好きな小日向さんは、笑顔で悪い役ができる数少ない役者さんだと思いますし、
石橋連司さん、杉本哲太さん、國村隼さん、中野英雄さんも素晴らしい悪党っぷりです。
北村総一郎さんが会長役なんですけどね、
今日から公開の踊る3でも一番上の署長ですが、
この方は自分が動かない悪党っぷりがすごくいいんですよねぇ。
(同じような存在感として岸辺一徳さんが浮かびます。)
三浦友和さんは、「あー、百恵ちゃんの旦那さん」って今でも思いますが、
(私の年はいくつなんだwww)
重厚な若頭役が良かったですね、さすがナンバー2。
たけしさんは、雰囲気俳優だと思ってます。
正直、そこまで台詞回しも上手くはなく、
他の俳優さんと演技力というものは差があると思うのですが、
そこにいるだけで、空気が変わるんですよね。
視聴者が引き込まれていくと違和感がなくなっていくのも不思議。
さて、先ほども少し触れましたが、
物語はヤッちゃん同士の下克上あり、殺人あり、のものです。
そして、ひどい殺され方がかなりあります。
北野監督は編集が一番好きということもあり、
カメラワークと場面展開がすごく面白くて好きですね。
「絵」として観ることができるんですよね。
そうそう、結構「引き」の絵が好きだと思うんですよね。
顔も判別できないような小さなところで動きだけで見せるような。
過去の27時間テレビの沖縄名人の生中継などが良い例だと思いますwww
今回もいろんな場面で出てきます。
ちなみに映画を観る時に私が注目するのは、音楽。
今回の音楽は鈴木慶一さんでした。
北野映画では「座頭市」以来のタッグです。
座頭市のときは比較的音楽と一体になった演出だったので、
ポップなノリの曲が多かったのですが、
今回は静寂が多い演出のため、重い曲ばかりですね。
そのため話の邪魔をしない静かな曲が多かったのが良かったです。
(ゲゲゲの女房の音楽もやっておられますね、これまた雰囲気違う。)
というわけで、結構おススメな映画です。
一人で見るとちょっと怖いかもw
さて、、、踊る3も観に行かねばーーーー。