お盆真っ最中の中、行ってきました、すみだトリフォニーホール!!
もう、久石さんコンサートって必須になってます。
これは、ファンクラブ入ったほうがよいのでは?と考察中。
さて、すみだトリフォニーホールは錦糸町です。
秋葉原から総武線で行けます。
両国を通るのですが、電車の中からでも国技館が見えました。
行ったことないんですが、夏休みということもあり活気づいてる様子。
そして、錦糸町に到着。
ずいぶん前に一度降りたことあるのですが、
そのときは南口且つ夜だったのであまり良い印象がなかった。
で、今回北口降りてみると、、、
なんか、すごい都会っぽい?
噂では錦糸町が変わってきたというのを聞いていましたが、
ホントデパートとかできたりして、、、
んーーー、なんだろ。。。
埼玉の大宮に近い感じ?
埼玉と比べるなと怒られそうですが、私にとっては誉め言葉ですぅ。
気を取り直して、ホールまで歩いていくと、、、
何?この長蛇の列は・・・(@д@;)
入り口から20m以上の列が出来上がってました。
ホールに入るとプログラムが配られました。
これが気が利いているというか♪
団扇になってるんです!!
プログラム買わなくてすんだし、ついでに扇げたし。。。
気を取り直して、ホールの印象。
前方上には大きいパイプオルガンがありました。
そして大ホールでしたが、ちょっと小さめですかね?
まあ、サントリーホールとかと比べるほうがおかしいですが、
今回は楽器も多かったこともあり、舞台いっぱい使ってました。
コントラバスの人たちなんて、ホント隅のほうで・・・。
私の席は、10列目くらいだったので、弦楽器は見やすかったのですが、
管楽器系がまったく見えませんでした。。。
私は結構楽器が観たいので、もしかするとオーケストラのときは2F席のほうがいいのかな?
さて、、、長々と前置きしてしまいましたが、演奏曲について感想をば。
第1部
World Dreams / 久石 譲
これはいわずもがな。久石&新日本フィルのテーマ曲ですね。
毎回のオープニングです。
相変わらず、よい演奏してくれます。
私にとっての好きな曲がいつも聴けるのが嬉しいです。
Asian Crisis / 久石 譲
これは、NHKの世界遺産の曲とのこと。
私はあまりよく知らなかったのですが、アジアっぽい雰囲気ありました。
聴いていて面白く感じる曲です。
久石ワールドの曲っぽく感じないかなぁ。
交響曲第5番より Adagietto / Gustav Mahler
クラシックですね。マーラーの交響曲。
うーん、マーラーはあまりよく聴いた事ないのでなんともいえません。
第一印象ではあまり興味は涌かないとだけ言っておきます。
次に聴く機会があったときに、違う感じ方するでしょうか?
YAMATO組曲 / 久石 譲
『男たちの大和』の曲ですね。
ここから、合唱団の人たちが後ろへずらっと並びました。
一人とてつもなく大きい人が真ん中に立っていたのが印象的です。
ワタクシは映画を観ていないので、どの曲が収録されてたのかわかりませんが、
とてもすばらしい組曲になっていました。
この曲を聴いて映画が気になりだしました。
映画、、、行こうと思ってたんですけどね・・・。
ただ、この映画は久石さん作曲より、長渕剛主題歌のほうが宣伝されてたから、
久石さんが作曲だったのを知ったのはだいぶ後でした。
1部完 休憩
20分間の休憩でした。
第2部 『真夏の夜の悪夢』
Carmina Buranaより <No.1> / Carl Orff
これは、題名を見てパッとしない人でも、絶対聴いた事あると思います。
ホラー映画や怖い話などのバックにかかっている音楽です。
もちろん合唱も加わり、ドゴーンドスーンと重厚な響きを与えてくれました。
また、舞台頭上から、大きい十字架も降りてきたり、
暗くなったトコロへのスポットライトが不気味さも増幅してました。
この曲のオケが聴けたのは嬉しかったです。
映画「サイコ」より Prelude / Bernard Herrmann Arranged by Kenji Ashimoto
これも聴いた事ありましたねぇ。
映画は観たことないのですが、やはりテレビで流れてきます。
こういう先ほどと同じですが、こういうサントラを
生オケで聴けるのは幸せな気分でした。
弦楽器がきれいな曲です。試聴はコチラ → Prelude
映画「エクソシスト」より The Orchestra Tubular Bells Part.1 / Mike Oldfield Arranged by Kousuke Yamashita
これも皆さん聴いた事あると思います。
やっぱりホラーの有名定番ですからね。
会場も暗くなり、雰囲気がとても出ていました。
試聴はココの一曲目です→ Tubular Bells
これを聴くと夏という感じがしたり、、、
ミステリー感が漂います。
生演奏って偉大です。
映画「殺しのドレス」より Theme / Pino Donaggio Arranged by Chieko Matsunami
す、すみません。映画自体も知らないのと、
そこまで曲に魅力がなかったのか、あまり覚えてません・・・。
サントラ好きと公言してるので、もっと勉強しなければ。。。
レクイエムより 怒りの日 / Giuseppe Verdi
これはクラシックでもかなりメジャーですね。
久石さんもこの曲ができるのが光栄と言ってました。
冒頭からの合唱とドカーンというバスドラム。
かっこよかったー。。。聴けてよかった~。
普段のクラシックコンサートでは聴きにいく選曲からもれていたので、
この機会で聴けてよかったです。
試聴はここのDisc1の2曲目から → Dies irae
操り人形の葬送行進曲~ヒッチコック劇場のテーマ~ / Charles Francois Gounod
これは、グノーの曲ですね。それをヒッチコックの映画でテーマ曲になりました。
もともとグノーは宗教曲がメジャーです。
この曲はヒッチコックの映画でも聴けるようにちょっと滑稽な感じのする曲です。
マリオネットの滑稽さというんでしょうか?
レクイエムの後のちょっとした耳休めで楽しかったです
映画「もののけ姫」より Demon God 《たたり神》 / 久石 譲
えーと、本当はこの次にパラサイトイヴの曲があったのですが、
この「もののけ姫」を組曲形式にしてしまったため、急遽なくなってしまいました。
だけど、それを悔やむことないすばらしいもののけ姫組曲でした。
アシタカ摂期のオープニングや、たたり神とかも流れてたカナ。
初回から和太鼓のド━(゚Д゚)━ ン !!!ド━(゚Д゚)━ ン !!!という感じ。
なんとなく予想はついていたけど、このために和太鼓があったんだなぁ~。
そして、もののけ姫主題歌を、コンマスのバイオリンソロ。
これがすごく素敵でしたねぇ~。
ちなみに、そのときには久石さんもピアノ伴奏参加です。
指揮を振りつつ、ささっとピアノの椅子へ移動。
でも指揮って疲れますよね。
ちょっとフラフラな感じで(^^;)
ちょこっとお間違いになっておられましたよ(^-^)
いやいや、、、
文句なしのもののけ組曲でした!!
ちなみにこのCDを元にしたのかなと思いました → 交響組曲もののけ姫
Carmina Buranaより <No.24&25> / Carl Orff
さて、クライマックスにふさわしく、再びOrffです。
最初のNo.1と似たような感じの曲です。
でも最後までド━(゚Д゚)━ ン !!!と盛り上がりました。
いやぁ~、もうお腹いっぱいって感じでした。
拍手をしながら、アンコールに想いを馳せてました。
アンコール
さて、アンコールですが、久石さんは3回やってくれるんですよね。
今回も3回やってくれました。
いろいろな楽器でのアンコールだったので、盛りだくさん。。。
Oriental Wind / 久石 譲
伊右衛門のお茶の曲。
前回も聴きましたが、やはり心を振るわせる曲ですね。
宮沢りえが私の頭の中をぐるぐるしてました。
アシタカとサン / 久石 譲
まさかこの曲が来るとは思いませんでした。オドロキ。
私は、夏だしたぶんSummerあたりをピアノで弾くんだろうと思ってたのですが、
予想ハズレ。
でもこの曲は私もピアノソロでたまに弾くくらい好きな曲なので、
嬉しかったなぁ~。
今でもアシタカとサンを聴いたり弾いたりすると、
もののけ姫での緑が復活する風景を思い出します。
あの緑の風景の描写にとても感銘を受けた記憶が思い出されます。
ちなみにやはり久石さんお疲れのご様子・・・。
Ave Maria / Giullio Caccini
最後は、オケ&合唱でAve Mariaです。
みんな終わった後、スタンディングで盛り上がりまくりでした。
総評
今回は真夏の夜の悪夢ということで、ホラーがテーマでした。
なので、重厚でどすーんドゴーンという感じの曲が盛りだくさんでした。
私自身、重い曲が大好きなので、ホント楽しめました。
今までの3回のうち、一番好きです。
まあ、自分の嗜好とテーマがあっていたんでしょうね。
ホント感動しっぱなしでした。
10月に久石さんコンサートあるのですが、これもすでに予約済み。
・・・もうこれはファンクラブ入ったほうがいいんじゃないかな?
最近ほぼ全部行ってるし・・・。
うーんどうしよっ